遊びから学ぶ

認可保育園

こんにちは。　きらりん保育園です(*´∀｀*)

今シーズン1番の強い寒気とともに、全国各地で大雪となった週末。交通への影響も大きかったですね。暦の上では「春」ですが、まだまだ寒い日が続きそうな予感…太陽の光が降り注ぎ、温かく過ごせる日が待ち遠しい…そんな日を楽しみに、もうしばらく待ちたいと思います。

「環境」が与える影響

私たちが大切にしたい…そんな想いについてのお話しをしたいと思います。保育の「環境」と聞かれるとどのようなことを想像されますでしょうか…「施設がきれい」「自然がいっぱい」「お部屋がきれいに掃除されている」　など、色々なことを想起されることと思います。私たち保育者にとって「環境」という言葉は、保育を日々行っていく中で最も大切にしたいことのひとつというくらい重要なものであると考えています。「環境を通して行う教育」…環境に刺激を受けること、遊びを通して学ぶこと…子どもにとって良い環境とは、「子どもたちの「やりたい」が挑戦できる環境」「自分で試行錯誤し、生み出そうとすることができる環境」「継続して遊びこみができるような環境」だと捉えています…もし、子どもたちが毎日、決められたおもちゃで決められた遊び方をしている…そもそも大人が設定した指示に沿って動く…などの環境下で過ごしていたとしたら、おそらく子どもたちは、「指示を受けないと動けない」「既存のものの使い方はわかるが困難な場面に直面した時に工夫や試行錯誤して乗り越えることができない」といった育ちとなってしまいます。しかしながら、この「環境」を構成するということは、とても高度なスキルが必要なこととなります。一年間継続して、同じおもちゃや素材を何となく保育室に置いておくだけなら、難しさなどは特にありません。しかし、前述したような「環境」を作るためには、「子どもの想いをキャッチし、保育者がどんな子どもに育って欲しいか」「どんな経験を子どもたちにしてほしいか」など、多面的な視野で「環境」を構成をすることが大切となってきます。これは、1日1長期に渡ることで工夫が生まれる…新たな目標やチャレンジに向けて取り組もうとする思いが芽生えます。長期で取り組んだことが次の興味や関心につながり、遊びや学びが連続して展開される…私たちが大切にする「遊びの継続性」は、継続するからこそ思考が生まれ、工夫が生まれ、変化が生まれる…このようなことをたくさん経験し、「ないものは自分で生み出そうとする力」や「指示を受けなくても黙々と自分の想いを形にしようと遊び込めること」…これからも「子どもたちにとって良い環境」を模索しながら、進んでいきたいと思います。

それでは今週の様子をご覧ください。

２月３日に「豆まき会」を行いました。「子どもたちが健康で幸せに過ごせますように」悪いもの（鬼）を追い払い、良いもの（福）を招き入れる…幸多い一年となりますように！

明日からも元気に登園してね(*´∀｀*)

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