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#安全基地

  • きらりん保育園
  • 先生のつぶやき

”保護者、保育者は子どもの「安全基地」”

毎日保育を見守る中で、大切なことは、保育者と子ども一人ひとりが暖かな「絆」で結ばれること。私たち保育者は子どもたちと繋がり、信頼関係を築くことを心掛けています。それは、信頼関係を大切にし、一人ひとりの「思い」や「育ち」に応じた対応があるからです。その子の「人となり」を理解することも、大事な部分です。“子どもを受けとめるということは「一人ひとりの子どもに心を込めて対応する」ということ”。子どもの側で親身になって対応してくれる保護者、保育者がいて初めて「困ったらきっと助けてくれる」といった安心感が確立するように思えます。幼い子どもたちは「できない」と先生に依存することもあるでしょう。そんな時、やってあげることが全てではありません。手をかけることは、心をかけることとは違う。子どもの可能性を信じるからこそ「待つ」ことも大切なのだと思っています。「自分で自律し、行動するようになるために」…基本的なことですが、大切にしたい保育の「心」だと思います。もし、出来ていたことができなくなると、「できるんだからやってほしい」と望みがちですが、「やりなさい」は逆効果…時には、大人が一歩引くことで、やっぱり「自分でやりたい」と感じることもあるかもしれませんね。もし、一時的にそういう姿を見せても、子どもは自分でやるようになります。以前にも、お伝えしましたが、甘やかしと甘えを受け入れるのとは違います。甘やかしは大人の思いや大人の都合になりがちです。甘えを受け入れることは子どもの気持ちに寄り添うこと。子どもが甘えたい時には甘えさせてあげても大丈夫です。「やってもらって嬉しかった」という気持ちは、やがては友だちや周りの人とかかわる時に、今度は自分がという想いにつながっていくのだと思います。「愛されて育つ」…保護者の皆様と共に、子どもたちを優しいまなざしで見守り、たくさんの発見や感動を味わいながら、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。

よい「父の日」をお過ごしください。                      きらりん保育園